賛成討論の原稿はコチラ↓
議案第4号 丹波篠山市介護保険条例の一部を改正する条例について賛成の立場で討論させていただきます。
高齢化の進展、介護基盤の整備の促進、介護サービスの充実、等に伴い、介護保険の総費用が年々増加する中、3年ごとの見直しを行い、介護保険制度を持続可能なものとするための介護保険条例が一部改正とります。
今回の条例改正においては、世帯全員が市民税非課税の方は保険料が減額されており、世帯の合計所得が210万円未満の方は保険料が第8期とほぼ同水準である点において、低所得者層への配慮がなされています。
今回の改正では、所得の多い方の負担は大きくなりますが、人口減少が加速する社会において、介護保険制度を持続可能な制度とするために、世代間だけでなく、世代内で負担能力に応じて負担する応能負担の考え方は妥当であると考えられます。
また、高齢化・少子化が進む社会において、介護保険料を40歳以上の世代でそれぞれの負担能力に応じて負担し、介護保険制度の充実を図ることは、間接的に40歳未満の子育て世代の支援にもつながるものと考えられます。
以上のことから、今回の条例改正は適正であり、議員各位におかれましては、民生福祉常任委員会の決定のとおり、ご賛同賜りますようお願い申し上げ、賛成討論といたします。
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介護保険料を公費で賄えば、負担は減らせるという意見もあると思いますが、公費で賄うということは、全世代の税負担が増えるということです。
若者世代が高齢者を支えるという仕組みは限界にきていると思います。
少子化、人口減少が進む社会において、世代間で支え合うには限界があります。
若者世代の負担がどんどん大きくなります。
今後は世代”内”で支え合う仕組みが必要になってくるでしょうし、そうなりつつあります。
年齢にかかわらず、支える能力に応じて負担するという考え方にシフトしていかなければなりません。
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